<第1部>
お爺さんと幸せに暮らしていたハイジ。クララもたまに遊びにきて相変わらずの付き合いを続けています。 ある日、お爺さんが急に体調を崩し数日間寝込んでしまいました。ハイジはそんな時、おじいさんに何もしてあげられないことがくやしく思います。
ハイジが18歳になった時、ペーターが徴兵されていきます。ハイジは看護婦になることを心に決めて大好きなアルムの山を降ります。
ハイジは クララを頼って久しぶりにフランクフルトへ行き、看護婦の勉強を始めます。勉強が苦手だったハイジですが、クララも力になってやり猛勉強を始めます。そんなとき、お爺さんの訃報が届きました。
クララと一緒に泣き崩れるハイジ。 悲しいことは重なるものでペーターが所属していた部隊が全滅したらしいと知らされます。
ハイジはそのことを信じることができません。ペータはどこかで絶対に生きているはずだと..ハイジはペータがいた戦場へ従軍看護婦として向かいます。しかし、そこは想像を絶する恐ろしい所でした。
次から次へと運び込まれる虫の息の戦傷者たち。ハイジは恐ろしくなり、なにも手がつけらず、ただ立ち尽くすことが精一杯。